【今日は疲れた】
ドタキャンで周囲の人たちに大迷惑を掛ける人っているんだな、と改めて思い知った一日でした。こんな、もはや関係ないと思っていた問題に直面してしまいました。
きっと彼にもいろいろな理由があったのでしょう。きっと心の葛藤や後ろめたさもあったはずです。でも、仕事として一度決めたらきちんと対応するのが当然だと思う僕は古いタイプの人間なんでしょうか。周囲の人間は「しようがない。そういう人間もいるさ」と黙々と仕事をこなそうとしていました。仕事に対してのスタンスが違うのだからとやかく言っても無駄。そんな時間があったらもっと仕事に没頭していきたい、と言うスタッフもいます。
僕にはどうしても理解できません。内容も拘束時間も、もちろんギャランティも、どうして仕事を始める前に丁寧に話を詰めておかなかったのでしょうか。数年ぶりに「いまさら何言ってんの」と言いたくなりました。
僕は、数年前まで、仕事に真正面からぶつかっていこうとしない人間に厳しすぎ、その人間の心情の動きまで理解してあげることが大の苦手でした。歩み方に個性があっても、一旦同じ仕事に関わった人間は共通の目標に向かって進んでいって当たり前だと信じていたのでしょう。
そんな視野の狭い自分に嫌気が差してウンザリすることもしばしばあったと記憶しています。しかし、今はそんな「余裕のない自分」からは卒業したと思っていました。ところが……。
反省しています。もっと呑気で穏やか、“のほほん”とした人間になるんじゃなかったのかと自問自答したい気持ちです。人は人、自分は自分。今のお前は人の行動にいらつくような立場にない。こんなシンプルな誓いをもう一度思い出さねばと痛感しています。
昨日から今日へ。日も変わったことだし、もう一度「今の平常心」を思い出して生きていきます。
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