【チャレンジ人生】
ソフトバンクのスプリント買収が正式に発表されました。しかし、日米共に周囲の声は批判的とまでは言わないまでもナーバスになっています。
当然でしょう。Ｍ＆Ａだけで一兆五千億円以上の資金が必要となるのですから。しかもこれ以降のことまで含めると二兆円以上のイニシャルコストが掛かるとのこと。誰だって慎重になるはずです。よほどの目論見がなければ銀行だって即ＯＫは出せないでしょうが、こんなＭ＆Ａを繰り返して巨大になった企業です。必ずやり遂げるでしょう。
ソフトバンク帝国の総帥、孫正義氏ならではの荒業です。おそらく社内にも「必ず成功するんだ」と自分に言い聞かせている人がいるのではと勘繰ってしまいます。
しかし、これまでのソフトバンクの歴史を考えると、無理とか無謀とか言われてきたことをすべて成功させてきた彼のこと、強引すぎるような手段を使ってでも成功させるのでしょう。
正直なところ、ＢＢフォンのキャンペーン以来、僕はソフトバンクの方法論を「けむったく」感じてばかりいます。それでも氏のビッグビジネスに対しての嗅覚の鋭さと、チャレンジ精神の旺盛なことには感服するばかり。それこそ“爪の垢”を煎じて飲んでみたいとまで思っています。
緻密な状況分析に裏打ちされた自信があるからこそ、大胆不敵な行動ができるのでしょう。
それに比べ僕は……。もがき続けているばかりでなくどこかで命がけのジャンプをしなければという気持ちはあるのですが……。それも“背中を押されて”のチャレンジではなく、自分から“一歩”を踏み出したいと思ってはいますが……。
すべての語尾がうやむやになってしまうところが現実です。最初にこのうやむやになっているところがピシッと決まるようにならないといけないのかもしれません。
ということで世界第三位になるモバイル業者のお手並み拝見、いや、遠く離れすぎたところで僕なりに勉強させていただきます。
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