∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

晩秋の朝

【秋、深まる】


 寒い朝です。パジャマ姿ではさすがにゾクゾクとしてしまい、とうとう暖房のお世話になってしまいました。部屋が暖かくなるとホッとしてしまい……。
 昨夜ちょうど日付が変わる頃、ふと空を見ると、天頂にはほぼ真ん丸の十四夜の月が。クリアな白い光が晩秋の深夜を照らし出していました。「月は綺麗だけれど、こりゃ寒くなるぞ」と想像していた通り、朝になるとグッと冷え込んできたようです。
 暦の上では“霜降”。中国式の七十二候では草木黄落(草木の葉が黄ばんで落ち始める頃)。確かに寒いはずです。あと10日も経てば立冬なんですから。


 まだフィールドコートを着るだけで、セーターも出していない僕でさえ、さすがに気持ちが「寒冷期シフト」に入ってきました。さすがに手袋は早そうですが。


 まだ東京では紅葉の時期にはなっていませんが、これだけ気温が下がってくると「落ち葉舞い散る」晩秋の寂しげだけどロマンチックな風景もそこまで来ているはず。冬は苦手だけど晩秋は好きという僕にとっては「素敵な季節」がやってきたようです。
 風邪などひかないように注意しながら深まる秋を楽しみたいものです。


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