∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

衆議院総選挙終了

【終わりが始まり】


 衆議院総選挙の結果が出ました。自民党の圧勝、民主党の惨敗。悲喜こもごもの第三極。かと言って、日本の政治が動き始めるのではと期待出来そうな状況ではないのは相変わらず。それでも、一つの時代が終わり、一つの時代が始まろうとしています。まずは、目先の経済状況を上向きにすることに期待することからスタートするべきでしょうか。
 それにしても、民主党の凋落を見るにつけ、公約違反や内部混乱がいかに大きなダメージを与えるのか改めて教えられたような気がします。また、民主党政治に見切りをつけたものの大言壮語が目立つ日本維新の会を支持するにはちょっとという有権者の票がごっそりと自民党に流れたことも「取り敢えず逃げる」という心理を表しているようです。
 ひょっとすると自民党は大勝はしたものの政権運営に不安を感じているのではないでしょうか。「よし、やるぞ」というよりも「旧態依然とした姿勢を望む強大な圧力に押しつぶされない政治が出来るだろうか」とか「自分たちの先輩たちが作り出した矛盾を一つずつ切り崩していくことが出来るだろうか」といった不安のほうが強いのではと想像しています。
 いずれにせよ、年明け、いや来年の参議院選挙以降、日本の政治が活発になることは確実。SNSが当たり前になった今、有権者のチェック機能は選挙の時だけではないということを常に意識しながら、政治を注視し“声なき声”として発言していく姿勢がこれまで以上に求められていると確信しています。


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