∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

クリスマス悲喜こもごも

【最高潮】


 12月22日、23日、24日。クリスマスシーズンも最高潮を迎えています。72時間がクリスマスという恋人たちも多いことでしょう。もちろん「関係なし」という人も。
 今日の午後、銀座はクリスマスのお買い物で訪れた人たちで大混雑。クリスマスケーキを買う人も列をなしていました。ケーキを主役に自宅でホームパーティというスタイルでしょうか。
 そして夜。山手線はクリスマスを二人で過ごした、あるいは明日の夜まで一緒という人々で混雑していました。


 なにを隠そう、僕も友人のお宅でワイワイやっていました。ケーキ係は僕。食事は奥様、僕の友人はBGM係としてクリスマスソングもCDを次々と掛けていました。食べて、話して、聴いて、笑って……。お腹一杯、気持ちも満足の一夜を楽しみました。
 正直なところ、ここ10数年、あまりクリスマスとは縁のなかった僕を誘ってくれた友人夫婦には感謝するばかり。ちょっと食べ過ぎで苦しいのも楽しさの一部です。
 ただ残念なのは、僕の友人が今日のことを明日になるとほとんど忘れているかもしれないということ。一週間後には確実に忘れているでしょう。それでもいいんです。常に寄り添って注意を払っている奥様は今日のような一日を大切に覚えていてくれると確信していますから。


 ところで。
 どうしてクリスマスソングはクリスマスの日を最後にして掛からなくなるのでしょう。歳時記ソングなんだから当たり前だろうって。いえ。クリスマスソング好きの僕としては一年中でも聴いていたいのに、12月26日からは一斉にお正月ソングに変わってしまうのが残念でたまらないのです。
 クリスマスは繋がりを確認する日。お正月は気持ちを新たにする3日間。一年中“繋がり”を確認し続けてもいいじゃないですか。一年中、ロマンチックな気分でいたって構わないじゃないですか。そんな気持ちを音楽で表現してくれるクリスマスソング。一年中どこでも聴けるようにならないものでしょうか。


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