【ブラジルで未曾有の大波乱】
数分前にテレビをつけました。ワールドカップはどうなったかな、ブラジルが勝ってるかな、どれどれ。そんな軽い気持ちでつけたんです。
ところが、聞こえてきたのは「ドイツが７対１でブラジルに勝ちました」。一瞬、耳を疑いました。「エッ、ブラジルが負けた？ それも７対１？ ウソダロー？」。しかし、事実は小説より奇なり。本当にドイツが勝ったようです。リプレイを見ても前半に５点、後半に２点をそれぞれゴール。それも前半の７分間に４点を得点しています。試合が終了したのでこれから各局のニュースショーで速報が流れるはず。沖縄の台風被害と交互に流されるのではと想像しています。
ところで、中継映像を見ながら「ようです」なんて伝聞で使うべき言葉使いをしてしまいました。まだこの結果を信じられず、きちんと咀嚼できていないため、なんだか絵空事のように感じているからです。
「こんなこともあるんだ」というのが正直な感想。ドイツが勝つことだってないわけじゃないと思ってはいたものの、こんなことになるなんて。それも６点差ですよ、６点差。ワールドカップの準決勝にこんな結果が待ち受けていたなんて誰が想像したでしょう。誰ひとりとして予想した人はいなかったと確信しています。
やはりネイマールの欠場がブラジルチームの士気を奪ってしまったのでしょうか。いや、それにしても得点差が大きすぎます。
ともあれ、ブラジル国内はどう動くのか、というか、選手がリンチに会わないかどうか、自殺者が出ないかどうか。反政府デモがヒステリックな形で拡大するのか。経済面での影響は。などなどサッカー以外に注目すべきポイントがごっそりと出てきたような気がしています。同時に決勝戦がドイツ対アルゼンチンになって、アルゼンチンが優勝するかどうかも……。
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