∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

キャメロン英国首相とAKB48

【ファンだったんですか】

 昨日の午後、外出先でテレビのワイドショーを何気なく見ていました。ちょうどスコットランド独立についてのコーナー。いまだに「何故?」という疑問ばかりで理解できない話題だったため、テレビを見ている場合だったにも関わらず見てしまいました。
 そのなかで英国のキャメロン首相がスコットランドで演説した録画が流れました。「わたしのことが嫌いでも永遠に首相ではない。現政権が嫌いでも永遠に続かない。しかし、あなた方が英国から去ったら、それは永遠に続くことになるのです」と独立が及ぼす影響を語っていました。

 この演説を聞いていて、というか日本語訳のテロップを見ていて僕は「ハアー?、どこかで聞いたセリフだな」と瞬間的に食いついてしまいました。

 元AKB48の前田敦子、つまりアッチャンが現役時代、選抜総選挙でセンターに返り咲いた時のスピーチで「ひとつだけお願いがあります。私のことを嫌いな方もいると思います。私のことは嫌いでも、AKBを嫌いにはならないでください」と泣きながら語ったことは今や伝説になっています。

 どこか似ているとは思いませんか。「私のことは嫌いでも」に続く言葉「AKB」を「英国」に置き換えてみると……。
 ひょっとしてキャメロン首相はアッチャンのファンだったんでしょうか。そんなことはあるわけがないと確信していても、ここまで似ていると「ひょっとして」なんて見方もしたくなります。
 自虐的に身を引きながら優先すべき主体を引き立てるところは両者ともお見事ですが、やはりどうしても言いたくなります。「アッチャンが先だよ」と。

 さて、明日。歴史が変わるかもしれない住民投票が行われます。お笑いはこのくらいにして真剣に注目することにしましょう。

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