∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

彼岸の中日

【今、できることで感謝を捧げます】

 今日は秋の彼岸のお中日。一族郎党が集ってお墓に参り、お経を読み、ご先祖様に感謝する日です。

 と、やるべきことは判っているのですが、残念ながら本日も仕事です。お墓に参るにも遠方までは行ききれません。しかも一族郎党といってもそれぞれに予定があり……。

 それにしても彼岸の先にあるとされている涅槃の境地、つまり悟りの境地に至るためにはどうすればいいのでしょう。春と秋を合わせれば、すでに百回以上、悟りを開いていることになりますが、いつまで経っても「なまぐさオヤジ」から脱却出来ません。こんなことを昔の人が聞いていたら「信心が足りないからだ」と一蹴されること確実なんでしょうね。
 ということで、信心の足りない僕にできることといえば「おはぎを食べること」くらいしかないようです。
 これなら得意です。日本茶でも紅茶でもコーヒーでも一緒に置いてもらえれば「おはぎを食べて悟りを開く」ことまで出来そうなんですが、いかがでしょう。

 心の片隅でうごめく自虐的な皮肉はこれくらいにして。亡き父と母にお線香と般若心経だけでも捧げることにします。

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