∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

ケイタイ、忘れた

【戻らなきゃ……!】

 雨の上がった午後半ば、大井町までヤボ用を済ますために出かけ、いそいそと帰宅しました。なにしろ僕にとっては今年最後の3連休。急いで帰ってゴロゴロしたかったんです。
 そして帰宅。バッグの中からケイタイとタブレットと文庫本を出して……。

 「ウン!? ケイタイがない!」

 やってしまいました。出先に置き忘れたのに気づかずに返ってきてしまったんです。タブレットを使い始めてから、基本的に電話以外は使わなくなったケイタイですが、それでもないことには困ってしまいます。何よりも誰かに持っていかれたら、電話番号もアドレスも丸見え。アブナイ、アブナイ。

 仕方がないので、出先まで戻ることにしました。出かける前に先方に電話しておこうと思いケイタイを探したのですが、あるわけはないですよね。向こうにあるから取りに行くんですよね。もちろん電話番号はケイタイのメモリー内にしかありません。
 というわけで出発。いつもどおりのスピードで走っているはずの京浜東北線が遅く感じて仕方ありませんでした。大井町駅から急ぎ足で向かいましたが、途中で顔見知りと出会ってしまい、なぜ今頃ウロウロしているかの説明をしたところ、先方でも誰のだろうと話題になっていたとか。苦笑いしてしまいましたが、とりあえず「ある」ことが判っただけでホッとしました。
 身体を小さくして先方のドアを開け、こっそりと置き忘れた場所に行き、机の上に置かれたままになっていたケイタイをサッとバッグの中に入れと、一連の動作はうまくいったのですが、また顔見知りに会ってしまいまたもやそこにいる言い訳をしてしまいました。当たり前ですよね、先方のスタッフはずっとそこにいるんですから、会う人会う人すべてに言い訳しないとね。

 そんなおバカな時間を過ごしてようやく帰宅した時にはすっかり暗くなっていました。アーア、とんでもない3連休の始まり方。連休なんて慣れないことをしているだけに明日からのことが思いやられます。ちょっとだけ気をつけます。

 ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。

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