【天気も仕事も】
ちらほらと雪が交じるような氷雨がそぼ降る一日、本当に寒かったですね。降るなら降ると決めてくれたほうがよほどありがたいと思いつつ、御徒町に出掛けましたまるで苦行のようだと思いながら、傘を差しながら歩いて目的地へ着くと、まず最初にあったかなコーヒーが出てきました。両手でカップを包み込むようにしながらコーヒーを飲んで一段落してから、ようやく打ち合わせです。
この一件は、うまく進みそうな気がしているのに対してもうひとつの案件は……。実は、もう終わったと思っていた件で問題が起こってしまったんです。それも、トラブっているということだけが先行して、詳細はわからないまま。つまり、嵐の中にいるのは判っているけれど、状況が把握できないわけです。明日には詳細が判るはずですが、今のところは右か左かも判りません。
雪混じりの雨の中を歩きながら、雨だか雪だかはっきりしないのは僕が今置かれている状況に似ている、なんて思ってしまいました。深刻に考えないようにしているつもりなのに、どこかでその仕事のことが気にかかっているのかもしれません。
つまり「傘が必要なのは判ったけれど、雨か雪かが判らない」という天気と、「問題があるのは判ったけれど、どこが問題なのか判らない」という仕事上の問題が完全に重なってしまっているんです。天気も仕事相手も自分ではコントロールできないということも久々に感じています。
さあ、気持ちを切り替えて。傘を差しながらも、晴れ間が出てくるのを待つことにします。必ず晴天はやってくるはずですからね。
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