∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

春が戻ってきた日

【満喫できるのは一日だけ】

 二日間続いた「冬」が去り、東京の下町にもようやく「春」が戻ってきました。こうなると、じっとしていられません。仕事を放り出して、予定もないのにいそいそと出掛けました。とはいってもノープランのため散歩程度ですが。

 おなじみの谷中から上野、御徒町方面にふらりと。谷中霊園の桜も「期待度大」程度にまで咲きはじめていました。御徒町で知人の工房を覗き、邪魔にされながらもインスタントコーヒーのご接待を受けたあと、吉池で買い物を。不忍池の桜が「もうちょっとだな」と確認してから、千駄木のカフェへ。やはり定位置は落ち着きます。

 ……なんだか、伝説のフォークシンガー、高田渡の名曲「自転車に乗って」(合ってるかどうか判りませんが)みたいな展開ですね。書いている自分も気恥ずかしい……。

 そんなこんなで帰宅してみると、メールで急ぎの仕事が舞い込んでいました。つまり、春の気まぐれ散歩は今日だけで終了。「立場を顧みず暮らせるなんて思うんじゃない」と天の神様はお見通しだったんでしょうね。明日からは、いつもどおり、キーボードの前で過ごすことになりました。ほかの仕事も合わせて、予定通りに進めば日曜日には終わるはずです。
 ありがたいことですが、ちょっと悲しい、かな。ひと踏ん張りさせてもらいます。

 ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。

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