∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

光は春。空気は冬

【そこまで来ている、もうすぐだ】

 夕暮れ時が少しだけ遅くなった下町に定例になった散歩へ。夕方近くとはいっても光が溢れていました。寒さも忘れてしまうような光のシャワーにホッとした気持ちになりました。
 でも寒い。澄み切っているけれど、冷気をまとった空気が身体を包み込んできます。

 春の到来を予感させるような光と、冷気で身体を包み込んでしまうような空気。これが冬の終わりと春の始まりが入り混じったこの時期の特徴なんだと改めて感じてしまいました。

 こんなせめぎあいの時期を過ぎれば、春がやって来ます。それまでジッと我慢しながら待ちます。梅の蕾が開花の時をジッと待っているように、待ちます。

 ちょっとカッコつけ過ぎかな。

 キーボードの前で座り込んでいるオッサンは、暖かくなってくれることを待っています。

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