【映画と違い、我が家の子猫は】
『何かいいことないか子猫ちゃん:What's New,Pussycat?)』
1950年台のハリウッド・コメディのなかに、ウディ・アレンが脚本・監督・主演、ピーター・オトゥールをはじめとして、ロミー・シュナイダー、 キャプシーヌ、 ウルスラ・アンドレスなどの美人女優が脇を固めた映画がありました。
映画の方はここしばらくご無沙汰ですが、今でもジャズのスタンダードナンバーとして歌い継がれているトム・ジョーンズが歌った主題歌のことは知っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まあ、知っていると言う方は充分に年齢を重ねた方か、よほどの映画好きだと思いますが。
昨夜と今朝、我が家で居候している子猫たちにこのタイトルをそのまま話しかけてみたところ、一匹は目をつむり、一匹は甘噛みを始め、一匹はエサを食べに行ってしまいました。
完全なる無視。聞くのは「かあちゃん」が発するものだけと決めているようです。
しかたがないので♪What's New,Pussycat? Wow Wow Wow…♪と主題歌のアタマの部分を口ずさみながら、なんでこんなこと聞いてしまったんだろうと苦笑いしてしまいました。当然ですよね、相手は猫。それも子猫です。恋の駆け引きの歌なんて知っているはずもありませんからね。
それにしても、恋の駆け引きとは縁がなくていいけれど、仕事の出会いや駆け引きとはぜひ出会いたいものです。……ないかなあ。
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