∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

アリャ、雨だ

【早めに降り始めた「秋のおしるし」】

 東京下町では午後遅くに雨が降り始めました。夕方から降るという天気予報を信じていた僕は地下鉄を降りて呆然としてしまいました。
 コンビニで傘を買うほどの距離でもないし、さりとて濡れずに済むわけはない距離だし。結局濡れそぼりながらの帰宅です。

 これが若くて粋な男ならサマにもなるでしょうが、なにしろこちらは単なるオッサン。しょぼくれたジジイがびしょ濡れになりながら歩いているとしか映らなかったはずです。

 ようやく帰宅して窓の外を見ると、雨宿りがしたくてしかたない猫軍団がこちらを見つめていました。当然、窓は全開。大急ぎで駆け込んできた4匹がやったのは身体をブルブルッとさせること。茶トラの「おにいちゃん」はわざわざベッドの上で身体を震わせ、その後、ゴロンゴロンと。彼としては雨水を拭い取りたかったのでしょうが、おかげでシーツはびっしょりに。しかも濡れてしまった所を避けて寝てしまいました。

……………

 早めに降りはじめてドタバタしてしまいましたが、今日の雨で夏から秋への歩みが早まるような気がします。
 どんなに暑くても夏が大好きな僕にとって夏との別れは悲しいことですが、そろそろ秋の準備をしなければいけないようです。
 新たに迎える秋が素敵な季節であればいいのですが。

[2871]