∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 隔世の感あり ≡≡

ラグビーワールドカップ
日本大会始まる

 今日のグーグル検索のページを飾ったイラスト、ご覧になりましたか。なんと、グリーンの地にスクラムを組んだラグビーのイラスト! このイラストを見ただけで時代が変わったなあと思われた年配の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 男子は毎年3月の校内ラグビー大会に向けて、週6コマあった体育の授業のうち5コマがラグビーで、そのうえに冬になるとホームルームの時間も男子だけはラグビーの特別授業という“神戸のラグビー校”を僕は卒業しました。もっとも、3年やっても上手くならなかったので、超低レベルだったことは間違いありませんが。
 ちなみに、あと1コマは2時限制で柔道か剣道を選択するもので、僕は柔道を選んでいました。早い話が毎日汗だく、泥まみれの高校生活を送っていたのです。

 そんなラグビー漬けの高校を卒業した僕ですが、卒業以来ラグビーは青春の思い出であり、懐かしい存在でしかない存在になってしまっていました。なにしろ、ラグビー弱小国のヘボラガーでしたからね。

 ところが、ご存知の通り、前回のワールドカップ以来、一気に人気が高まり人気低迷が続いていたラグビーに追い風が吹いてきました。メディアでの露出も試合結果だけでなくインサイドストーリーまで報道される存在に“格上げ”されたといっても過言ではないでしょう。
 毎年、成人の日に秩父宮ラグビー場で行われてきた『日本ラグビーフットボール選手権』でさえ空席が目立つようになっていたことを考えると、まさに隔世の感あり。「ホホー、時代が変わり、環境が変わるとこうも違ってくるか」と感じる展開と言ってもいいでしょう。

 そんななかでのラグビーワールドカップの日本開催。世界の実力チームを相手に日本がどういう闘いを挑むのかに注目するのは当然として、応援の仕方やラグビーマインドとは何かということも含めて、すべてを吸収する絶好の機会がやって来ました。

 2019年9月20日。日本ラグビー史上はじめての「スポットライトが当たった大舞台」が始まりました。

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