合言葉は
暗くなったら、耳を澄まして上を向く
夕方のニュースを見ていたら「158の花火業者が、この夏全国各地で同日・同時刻・5分間・予告なしの花火大会を行う予定」という報道がありました。
コロナのために祭りも花火も高校野球もない夏になるのかと思っていたところに飛び込んできた嬉しい話題。思わず“いいねえ”と叫びそうになってしまいました。
もともと花火大会は、徳川吉宗の時代に大飢饉とコレラで多くの人たちが亡くなった江戸の街で鎮魂と悪病退散を祈念して行われるようになったのが起源の行事です。
コロナ退散と大不況克服を願って開催(とはいっても5分間ですが)されるのはまさしく理にかなったことです。
毎日がコロナ漬けの今年、たとえゲリラとはいえ、花火が楽しめるなんて花火業者さんの心意気には感謝感謝です。
腹に響くドーンという音
夜空に舞い散る色とりどりの光
思わず巻き起こる歓声
今年の花火は“記憶に残る花火”になりそうです。
合言葉は「暗くなったら、耳を澄まして上を向く」でしょうか。
[0528 - 3496]