当日は町会の半纏姿で
今日、東京新聞電子版を読んでいたら「三社祭の神輿、トラックに載せて巡行へ」という記事が目に飛び込んできました。
三社祭は例年5月の第三金曜日から日曜日まで催行されますが、今年はコロナの影響で10月17・18日に祭事のみ行うとアナウンスされていました。
熱すぎるほど熱くなっていた三社祭から遠ざかって20数年経ちましたが、祭りが迫ってくると一人でワクワク・ウキウキしていました。しかし、今年は、事実上の中止とのこと。やむを得ないとはいえ、なんとも残念と感じていました。
ところが9月1日に、三社神社から「三基ある宮神輿のうち一之宮だけは各町会をトラックで巡航させる」という発表がありました。
英断です。三社祭関係者の皆さんによる素晴らしいご配慮です。
これなら「今年に限っては、担げなくとも三社さまが神輿に乗って町会を巡ってくださるだけでもありがたい」と自分を納得させることが出来ます。
きっと根っからの浅草っ子なら、コロナ対策に注意しながら、町会の半纏、ダボシャツ、股引という担ぎ手らしい装いで一之宮をお迎えしたいと考えているはずです。
神輿を担ぐわけではないので“熱さ”だって控えめになるはず。声を出すのは、せいぜい町会から町会へ引き継ぐ時の手締めくらいではないでしょうか。
遠ざかったとはいえ、今も三社さまの氏子のつもりでいる僕もソワソワしてきました。
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