トリプル・グレートコンジャンクション
西洋占星術で今年は「250年ぶりにやぎ座に木星・土星・冥王星が集まり、世の中に大変革期が訪れる破壊と再生の年」ということになるそうです。
木星と土星が集まった状態がグレートコンジャンクション。そこに強烈なパワーを秘めている冥王星が加わった状態がトリプル・グレートコンジャンクション、ということらしいんです。
そんな250年に一度の星回りになると「風の時代」が数年続き、未曾有の大変革が始まるらしいんです。特にこの10月後半から12月後半に掛けて変革の兆しが顕著になるとも言われています。
……オッと、「らしい、らしい」と伝聞だけの確信のない言い方をするなって言わないでください。正直なところ「信じていないけれど、言われればそうだな」程度の飲み込み方だけど、一応、頭の片隅には入れておこうとした話をしているだけなんですから。
とはいっても、年のはじめから新型コロナウィルスの世界的蔓延が始まり、経済も生活習慣も何もかも、これまで築き上げてきた価値観のすべてが瓦解したことを擦り合わせると、このグレートなんちゃらもまんざら捨てておけないような気がしてきます。
西洋占星術の世界ではこのトリプル・グレートコンジャンクションの時期には“風が吹く”と言われているようです。
この風は、従来の常識や定説を覆しながら、安定した生活や仕事の成功や高い評価を与えてくれるとか、これまで努力しても実らず低迷してきた人や、認めてくれる誰かとの出会いがなかった人ほどその恩恵を顕著に受けるとされているようです。
ちなみに、万一、これまで怠惰な生活を送ってきたり、過去への執着が強すぎたり、従来の習慣から離れることに抵抗していたりする場合には「積極的にこの変革期を受け入れる準備をしている」という意思表示を示すことで、良好に時代の変化に対応出来るようになるとも言われています。
SNSを見ると、逆風が吹くんだと信じ込んでいる方もいるようですが「ピンチはチャンス」とか「逆風で強くなる」と思えばいいじゃないですか。
僕はこのトリプル・グレートコンジャンクションは「僕に追い風を運んでくる時」と理解することにします。
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