∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

≡≡ 筋肉が固まって痛い ≡≡

今朝も寝起きは“ほぐし”から

 朝6時。いつもどおり私の腰の辺りで寝ている「かあちゃん」にどいてもらって起きた。猫の食餌のためである。起きるとはいってもすぐには起きられない。まず最初はカチカチになっている全身の筋肉をほぐさないことには歩くのもぎこちないのだ。
 おそらく「かあちゃん」が腰の上で寝ているのを邪魔しないように寝返りも打たず、一晩中動かないようにしているからだと思っている。意識しているわけではなく、身体がそうさせるのだ。そうでないとすれば「かあちゃん」が念力を発して私の身体が動かないようにしているとしか思えない。

 今朝もそんなルーティーンで起きた。私が身体をほぐしている間、腹っぺらしの猫たちは無言のまま。それぞれのお気に入り場所でジッとこちらを見つめていた。

 身体をほぐし、食餌を用意し、寝起きのタバコを吸い、水を飲み……。たった20分くらいだが、さすがに目は覚める。とはいっても、今の私の生活リズムのなかではちょっと早すぎる。自ずと二度寝しようと努力するのだが、そんなすぐに「ハイ、寝ます」というわけにはいかない。

 今朝は結局二度寝できなかった。何をするでもなくぼんやりと過ごしてしまったおかげで今は睡眠不足気味。いつも以上にボーとしている。

 だが猫軍団は食餌、散歩、睡眠といつもどおりに過ごしているためか体調は万全の様子。「キミたちのせいで二度寝できなかったじゃないか」と恨み節のひとつも言いたいところだが、相手は全員寝ている。何を言っても“暖簾に腕押し”というわけだ。

 寝不足でいくぶんご機嫌斜めになっている私を彼らはどう感じているのだろう。きっと「次のゴハンは準備できてる?」程度、だろうな。
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[season13┃29 Jan. 2023┃12: JST
:SNOW covered RAILWAY:
JR mikawajima, arakawa city
Photographed on 07 Jan. 2022