迫りくる寒さと年末の気忙しさ。
こんな時期だからこそ
ゆとりを忘れずに。
今日からは『大雪』の節季が始まる。もっとも日照時間が短くなる『冬至』の日から一年が始まるとする二十四節季では、一年最後の節季になる。
季節を先取りした降雪に戸惑っている地域もあるようだが、東京の気温は冬とは言えないくらい上がったり下がったりしている。まだまだ「雪」とはご縁がなさそうで『大雪』の節季という実感も湧かない状態だ。それよりも、年の瀬の忙しさをどう切り盛りするかに意識が集中している時期と捉えたほうが的確。風流より現実である。
寒くなっていくことも、気忙しくなることも間違いない。そんなときだからこそ、休むときは休むような “ゆとり” が必要。鍋を囲みながら近しい人と語らう時間やあったかい温泉で “無の時間” を満喫することも欠かせないはずだ。もちろん、晴れやかな気分で過ごす年明けを思い描いてみるのもいい。
『大雪』の節季は、迫りくる寒さの中で過ごす気忙しい時期。だからこそ、いつも以上に自分を見失わないようにしたいものだ。
≡≡≡≡≡［season14］11:00/Dec.07/2023 -大雪-≡≡≡≡≡
『大雪』の節季：事納め。お歳暮。雪。南天。鰤。鍋物。温泉。冬眠。
┃AGED WALL STILL ALIVE┃
Residence-wall of Iwasaki, Taito city.
Photographed on Apr.02/2021
