∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

〓〓 光のシャワーを浴びながら 〓〓

たとえ妄想でも
心地よい朝の光は人を気持ちよくする

 今朝、駅に向かい始めたときでした。朝の光がキラキラと輝く小さな粒子になって私に降り注いでいるような気持ちになったんです。

 淡い金色に輝く小さな粒子がシャワーのように降り注いでくるように感じるなんて霊力にも超能力にも無縁なオッサンには似合わない感覚です。正直なところ「なんだこりゃ」ですが、でも、本当に “小さな小さな光の粒子” を感じたんです。

 もしこれが好機の訪れを告げるものだったとしたら……。淡い期待を抱きながら満員電車に揺られているうちに現実の世界に戻されたというか、夢から覚めたというか。

 もちろん何も起こりません。普段通りに粛々淡々とやるべきことをこなしているうちに夕方になってしまったんです。

 まあ、こんなもんでしょう、妄想っていうヤツは。寝てはいないけれど「いい夢を見た」ということにしておきましょう。快晴に恵まれた朝だとこんな夢だって感じられるんだ。そう思えるだけで充分です。

 ……、明日の朝はどうかな。今度は正夢だといいのにな。オッサンだってこんな気持ちに浸ってもいいですよね。ネ、ネ、ネ。

≡≡[season14]24:40/Jun.4.2024 小満末候≡≡
┃GRASEFUL CONVERSATION┃
-Iris Ensata 3/3-
Horikiri Shobu-en, Horikiri,Kathushika City.
Photographed on May 29.2022