∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

外食産業は小売業?

今日のお昼は、友達とあるファミレスで食べたんだけど、そこで友達が「外食チェーンは小売業だからどこで食べても同じ味、同じ盛り付け、同じ分量なのは分かるけど、ちょっと寂しいね」って言い始めてね。つまり、飲食業じゃないって言うんだ。
これまであまり真剣に考えることもなく当然だと思っていたんだけど、この言葉を聞いてふと思ったことがあるんだ。
セントラル・キッチンから届いたものを電子レンジで温めるだけならよく分かるんだけど、たとえば餃子や蕎麦のようにその場で焼いたり、茹でたりしてるものも同じように考えていいのかな。どうしても出来上がりに差が出ると思うし、それが同じチェーン店のなかでも「美味しい店とまずい店」の差になってるんじゃないかなあ、なんて思うわけ。
それよりも、ある程度調理することが求められるチェーンで働いている人にとって「味」とか、「出来栄え」ってどういうものなんだろうって考えちゃうね。
それと、仕込から調理までその店でやっている小さなラーメン屋との違いってどこにあるんだろうって考えちゃったね。
で、なんだか結論じみてしまうけど、いわゆる外食チェーンも、そろそろ個店主義になったほうがいいんじゃないか、店名は同じだけれど、お客さんの好みに合わせて、味にも盛り付けにも微妙な違いがある。「今週のサービスメニュー」なんてのも各店で違う。こんな変化があってもいいのにな、なんて思うわけよ。でも、これじゃ経営が成り立たないんだろうね。
本当に外食産業というか飲食業って、難しいけれど面白い商売。これからは産業としての飲食業をもっと真剣に考えてみるよ。