１月15日から始まる大学入試センター試験を皮切りに大学、高校、中学の受験シーズンが始まる。本人はもとより関係者の皆さん、寒さ厳しき中、ベスト・コンディションで臨まれ、これまでの努力が120％生かされますようにお祈りしています。
僕の甥っ子も今年大学受験。第一志望校の結果が「サクラサク」だと確信したいのだが、どうなることだろう。離れていても、意外とドキドキするものである。
ということで、一瞬考えてしまったのが縁起担ぎグッズをプレゼントすることである。
今、コンビニに行くと、元祖受験お菓子のネスレ・キットカット（きっと勝つ）から、日清食品・チキンラーメン（キチンと勝つ）、永谷園・合格お茶づけカップ 鮭（さくらしゃけ）、明治製菓・勝ちグミチョコ（紅白の合格だるまイラスト入り）、サントリー・合格エナジー（ブドウ糖と６種のビタミン入りデカビタ）、カンロ・うカルピスキャンディ（受かる）……もういいか……。とにかくダジャレ連発食品の花盛りである。
ちなみに薬品には、グラクソ・スミスクライン製の鼻の穴を広げ空気の摂取量を高めるブリーズライト（はな、ひらく）やライオン製の下痢止め薬ストッパ（これだけはダジャレではない、よかった）などがある。
ところで、このなかのいくつかに太宰府天満宮のお祓い済みという原料が使われているとか。神様も大変だなあ、なんて不謹慎なことを思わず考えてしまった。
メーカーも神様も受験生を応援してくれているわけだが、それにしても、いつの間にか受験がビジネスになってしまい、まるでお祭りのようである。確かに真面目すぎるのは精神衛生上よくないのは分かるが、白熱しているのはメーカーだけというのはどうかと思う。
僕も自分自身がかなりの縁起担ぎ人間だと思っているが、ここまでダジャレで固めた縁起担ぎはできない。日本人の縁起担ぎ好きも極まったと、呆れながらも、感心してしまう。
ということで、甥っ子にはなにも贈らず、必勝をお祈りするだけにしよう。平常心で頑張ってくれ。
［本日で連続0064日］
