∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

ご飯、大盛りで

50代男性。この数年で10kgほど減量したため肥満の傾向もない。糖尿病などの持病もない。自転車なら数時間走りまわれる。睡眠時間は5〜6時間。遅刻しそうでない限り、朝ごはんは必ず食べるが、昼ごはんは少なめ。これが僕である。
そんな僕、御茶ノ水や早稲田あたりの「その筋で有名な超大盛り」定食屋さんや洋食屋さん以外の定食屋さんで食べる時、ご飯は大盛りにしてもらう。ちなみに「その筋」の場合は普通盛りである。
ところが、時折「大盛り」と言うと、びっくりしたような妙な表情をする店がある。友人の中にも「元気だなあー」とか「その年で、血糖値大丈夫?」と冷やかすヤカラがいるのだが、何か? 悪いか? である。
「秘密の腹っペらしシンジケート」メンバーでもある僕にとってはご飯は大盛りで当然。自宅で大振りのお茶碗で2膳食べることを考えると、量に変わりはないと確信しているのである。もちろん、豚骨スープの九州ラーメンは替え玉を頼む。ただし、蕎麦やパスタや中華系の麺類になると話は違う。蕎麦なら2種類、パスタならガーリックトースト、中華なら餃子や春巻などの点心が欲しくなる。
とにかく、ガッツリと食べないことには満足できないのだ。つまり、腹具合いだけは若い頃と変わっていないということ。お腹いっぱいになった時の腹の張り具合いや背筋の伸び具合い、思考力の低下具合いを感じることがたまらなく好きなのだ。
この「大盛り症候群」、小学生の頃、食事制限のある病気で2年間ほど食べたくても食べられなかったことが遠因だろうか。友人たちが食べている給食が羨ましかったことが遠因だろうか。病気で食べられないという諦めにも似た悔しさがトラウマになっているのだろうか。
何がそうさせるのかはとにかくとして、食べられるうちはいつまでも「大盛り」でいこう。
[本日で連続0082日]