∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

雪が降る

雪をテーマにした楽曲は数多い。古いところではアダモ、新しいところでは木村カエラ。まったくテーマは違うが、雪と恋がダブル・キーワードになっていることに違いはない。
東京では今夜から雪が降るとの天気予報が出ている。5センチ程度の積雪になるとか。ヴァレンタインデー直前の3連休ということもあり、ロマンチックなエピソードが生まれるだろう。
雪は災害も起こすが、恋のキューピッドにもなる。そう、雪は苦闘と楽しさが手のひらの表と裏になる存在なのかも知れない。
と、言いながら。昨日のブログで三寒四温をテーマに取り上げたところだが、先週までの春の気配から一転して、早くも三寒四温の三寒が来てしまった。ちょっと気温の上下動が激しすぎるように思えるのだが……。
都会の雪は積もると言っても数センチ。豪雪地帯とは比べものにならない。しかし、雪に弱い都会のこと、語るにも情けないような被害が出る。せいぜい電車が立ち往生したくらいが関の山だろう。絶対に雪で家が押しつぶされたなどという被害は出ない。ロマンチックなエピソードだって、滑ったところを助けてもらった程度ではないだろうか。つまり、都会の雪は自然が与えてくれた非日常のビッグイベントなのだ。だから、すぐに溶けて無くなる。シャーベット状の雪が覆っている道や階段で滑る人も多いのだろう。どこか、恋の終わりに似ているかも。
数日前、隣家が火事になった僕としては、いつもの東京の雪とはひと味違った感慨があるかもしれない。一瞬でも燃え尽きた家が白くなれば気持ちも変わるだろう。きっと雪が溶ければ、黒い水が滴り落ちるのだろう。それはそれで初体験。しっかりと胸に焼き付けるようにしよう。
さて、今年の東京の雪はどんな雪景色を演出してくれるのか。明日の朝が楽しみである。
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