∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

初めて知った言葉

◇今日はひどく寒かった。昨日の温かさはどこへやら、東京ではぼたん雪まで降ってくれた。
僕は昔から寒い冬は苦手だったが、近頃はやけに寒さが身に染みるようになってきた。やはりオヤジ、なんだろうか。
◇今朝、フジテレビの天気予報でアマタツさんが「今日の雨は催花雨(さいかう)という雨で、花が開花するための雨と言われているものです」と言っていた。
その時は何気なく聞き流してしまったが、その後、雨の中を歩きながら考えたら「知っている言葉の何百倍、何千倍も知らない言葉があるはずなのに、近頃の僕は知識欲や新分野開拓の気概がなくなってしまったのだろうか」と思い当たった。
知らない言葉が星の数ほど多いのは当然のことだが、知識欲が減少してしまうのは何がなんでも避けたい。いつまでも、知らない世界への興味を失いたくないと思っているのだが、どうも日常生活優先になってしまって「やじうま根性的」探究心が薄れてきているのだろうか。もう一度、気を引き締めなければ。
本を読め。街に出ろ。人と会え。こんな基本的な作業がおろそかになっていたことに反省である。
◇ところで催花雨(さいかう)の話。この言葉、広辞苑では簡単に「春雨。花の咲き出す頃に降る雨」となっているが、僕は開花を促す促進剤的なエネルギーと受け取った。もうすぐ花が咲く。そのための厳しい刺激を自然が与えてくれるということだろうか。
ついでといえばなんだが、僕にもこんな催花雨が降ってくれないものだろうか。できれば、もう少し暖かい雨ならいいのだが。
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