【ムシムシした一日でした】
雨が降りそうで降らない一日。湿気が身体にまとわりついて、まるで水分で出来た服を一枚、余分に着ているような気分で一日を過ごしました。
これも暑い太陽の光に押しつぶされそうになる夏がやってくる前の一時のこと。
実は朝から、こんな日は僕が一番好きな季節が来る前の試練と考えて、やり過ごすのが一番と決めていたのですが。それでも、ちょっとだるいし、ちょっとうんざり。
【天敵は湿度】
正直に言って、僕は体感湿度が高いとメンタル度数が下がります。何を飲んでも、何を食べても思考力も行動力もドシンと落ちてしまうのです。
それに比べて、夏真っ盛りの頃の暑さは平気で過ごしてしまいます。むしろ元気になるくらい。
でも、この時期は。僕にとって6月が苦手な月というのはこんなところに原因があるのかもしれません。
この時期だけはエアコンが欲しくなります。とはいっても外気とあまり差がない温度で。湿度を下げてくれればいいのです。もちろん電力を使うドライ設定でなくても結構。湿度が下がるだけで僕のメンタル度数は急上昇。なんとも単純に出来た身体だなと自分で感心してしまうこともあるくらい。 逆に夏になると、外気との差が大きくなるエアコンの風で身体がだるくなることも多く、あまり「効いた」ところにいたくないと思ってしまいます。アレッ、年齢の問題? いえいえ、若い時からそうでした。
ひょっとして僕は、節電仕様の身体なのでしょうか。それとも外歩き仕様なのでしょうか。
【シャワーを浴びると】
一日の仕事を終え、家に帰り、シャワーを浴びる。これで「湿気の一枚」がスッとなくなります。そして、水気を拭いて扇風機の風に当たる。それだけで元気回復。「さて、今日は何を書こうか」と思考力も回復します。時として難しい時もありますが。
やっぱり僕の身体は単純仕様のようです。
【省エネから節電へ】
ところで、昨年まで盛んに言われていた「省エネ」という言葉はどこへいったのでしょう。すっかり「節電」という言葉に置き換わってしまったのでしょうか。それとも、まったく意味が違うのでしょうか。原発分の電力使用量だけ減らせばいい。ガソリンや石炭の使用量の増加は二の次。多少増えても大義名分は立つということでしょうか。
なるほど、今年はそうかもしれません。でも、それを常態化させると、違った問題や隠されていた弊害が浮かび上がってくるような気がしてならないのですが、いかがでしょう。
電力使用量を数十年前の状態に戻しても、社会構造は数十年先を見据えて。使えるだけこき使ってきた地球からしっぺ返しを受けないようにしませんか。
もう、充分に自然の強大さは分かったじゃありませんか。
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