【清々しい一日】
爽やかな空気、心地よい気温。そして、透明で真っ直ぐに届く太陽の光。
気持ちのいい一日を過ごすことが出来ました。いつの間に秋が訪れたのでしょう。ついこの間まで強烈で重たくのしかかる日の光が全身を包み、暑くてフラフラしていたのに。今日はすっかり秋。なんだか、身体が軽くなったように感じました。
夏好きの僕ですが、夏から秋へ、知らず知らずのうちに自然の時が進んでいくこの時期は一年でもっとも好きな時期のひとつです。
【季節の変わり目】
ふと思ったのですが、ひょっとすると僕は「季節の変わり目」が好きなのかも。
冬から春へ。春から夏へ。そんなこっそりと忍び寄ってくる次の季節を感じた時、いつもこう思うのです。
「新しい季節、新しい時、新しい出会い、そして新しいページ」。
季節感の変化を敏感に感じなくても、次の季節はいつかは必ず訪れます。でも、出来るだけ早くその日が来るのを感じ取って「明日」を楽しみに生きていきたい。そんな気持ちが僕の心の中にあるのでしょうか。
どんなに自分やその周囲の生活に変化がおきようとも、自然の営みは営々と、そして堂々と着実に前へ進みます。自然の歩みと比べ、僕の歩みのなんと貧弱なことか。そんな僕だからこそ、自然の営みに憧れに似た感情を抱くのでしょうか。
時に優しく、時に恐ろしく。何もかも許す時も、意地悪な時もある。それが自然の営みでしょう。いつも大所高所にたって独立独歩。そんな人間になりたいのでしょうか。
今はまだ答えが見つかりません。ある程度の経験を積み、それなりに処し方を体得しているはずなのに、本当の道はどこにあるのか、見つかりません。
季節の変わり目に差し掛かった今、自分の歩むべき道を模索するのに費やしまてみましょう。そして、毎日が自分の節目ともう一度自己確認をしながら、歩みを進めていきましょう。
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