【ダイエット中ですか】
何故かこの頃、久しぶりにお会いした方に「痩せました?」と言われることが多くなりました。ところが、自分ではまったくその意識がないのです。
食べるものはきちんと食べているし、睡眠も取っている。ストレスも以前と比べればさほど感じなくなっている。体調もベストとは言えないけれど悪くはない。ウエストサイズもあまり変わっていないと思っている。なによりも、意識したダイエットなんて最初からやる気はない。
それなのに、言われるのです。
お会いする方のほとんどからそう言われると、それが心配の種になってしまいそうで、そちらのほうが怖いくらいです。
なかには「顔つきが引き締まってきましたね」なんて素敵な言葉でおっしゃってくださる方もいらっしゃいます。しかし、これも「引き締まるほど緊張感を持って現実に対処しているかな」と我ながら疑問に思ってしまうのです。なにしろ、呑気なものですから。
それにしても、おかしいですね。どうしてここまで言われるのでしょう。こうなったら、もう一度「お肉」を付ける努力をしたほうが良さそうです。というわけで、今日の夕食はいつもよりガッツリいきました。
そこで、ふと思ったのが「以前はこれ以上食べていたな」ということ。お馴染みの「ご飯大盛り」もいつの間にか減っていました。それでちょうどよかったのですが、ここに問題があるとしたら、もう一度元通りのボリュームに戻せばいいのでしょうか。
ちなみに、あの「誘惑の魔物」ドーナツだって、思い出した頃にほんの少しだけ食べるようにしています。今や、ドーナツなしでも我慢できる身体になっている、と自信を持っています。でも、これも食べちゃいましょうか。おそらく、2カ月で身体も顔もふっくらとすると確信しています。なにしろ、実践済みですから。
【気付かない変化】
今回の「痩せた」症候群は、ちょっと意外でしたが、このような、自分では気付いていない変化がいくつもあるのかな、なんてことを考え始めています。
確かに、ここ数年で自分を取り巻く環境が信じられないくらい変わったので印象も何もかも以前の僕とは違うと言えばそれまでですが、それにしても、気付いていない変化のことが気になります。
というのも、ひょっとすると、そこに飛躍へのキーワードが隠されているのではないか、と考えるからです。いい変化である必要はありません。悪い変化であれば、それに気付き直していけばいいとポジティブに捉えています。
「鏡を見る時、時には鏡の角度を変えてみろ。そうすれば見えなかったものが見えてくる」という格言があるように、自分や仕事を見つめる時の「角度を変えてみる」必要がありそうです。
よし、そうしよう。今すぐに。なんだか、ダイエットの話題が自分の見直し方に大きく方向転換してしまいそうです。
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