【冬の入り口】
急に寒くなりました。日中はさほど感じなかったのですが、日が暮れた途端にグッと冷え込んできて、気分はすっかり冬になってしまいました。まだ紅葉も盛りを迎えていないのに、正直なところ、この寒さは身体にこたえます。
まだ秋本番でいてほしいのに、突然「冬の入り口」が目の前に現れたような気持ちです。
とはいえ、その分、鍋物のように美味しくなるものだってあるし、セーターのホカホカ感だって楽しめるし。いいことだってたくさん。ちょっと一年前のことを思い出さないといけませんが。
そういえば、週が明けた11月２日には年末恒例の酉の市が始まります。今年は三の酉まであるので、寒さが厳しいのも当然というところでしょうか。
少しずつ、寒さに慣れていく時期に差し掛かったということでしょうか。今日のような「冬の入り口」がこれから何度も現れてから本格的な冬になっていくのでしょう。
【小学校の暖房】
先日のニュースで六甲山の山頂近くにある神戸市の六甲山小学校でストーブに火入れをしたというコメントがありました。
神戸で生まれ育った僕にとって六甲山小学校の火入れは冬の訪れを知らせる風物詩でした。いわゆる旧市街では秋なのに、車で数十分走っただけで行ける六甲山頂はもう冬という事実が信じられないものの、子供ながらも「フーン、そんなところもあるんだ」と思っていました。
僕の思い出の中で生き続けてきた小学校からの冬の便りも届く季節。急に寒くなって、身体に悪いなんて言ってられません。寒くなって当たり前です。
さあ、明日もいい日になるように願いながら、今日は暖かくして寝ましょう。
[353/1000]
