【眠い】
週末だからでしょうか。一日の終わりが見えてくる今頃の時間、どういうわけか異常な睡魔に襲われることがあります。特に自宅でのんびりしている時。これがあと２時間もすると、目はパッチリ、頭はスッキリという「第二の昼間」状態になるのですが、21時から23時頃の時間帯が辛いんです。これが金曜日でなければ、そんな睡魔も襲ってこないので、きっと僕にとっての「金曜病」なのでしょう。
【ところで、この人は】
同族経営の資産家が会社の資金を「100億円ほど借用してＦＸ取引に投入したが、会社には弁済していない」という事件がニュースになっています。
もし、100億円という想像もできない大金をすべて注ぎ込んで、無くしてしまったのだとしたら。はっきり言って、こんなに大胆にすった人も珍しいし、こんなにおバカな人もいないでしょう。たとえば新規事業を立ち上げたものの放漫経営で破たんさせたのだったら、まだ許せます。ビジネスプランや姿勢に問題があったとしても、ビジネスにリスクは付きもの。諦めもつくでしょう。
でも、彼は違った。「裸の王様」に仕立て上げられたうえに、公私混同をして使ってはいけないお金に手を付けたわけです。どんな資産家でも、ここまではしないでしょう。でも、彼はやってしまった。
しかも、彼の一族が50億円程度は補填したとか。一族の方々も「半額もあればいいだろう」というような目算があるのではと勘繰ってしまいます。
起業して大失敗した僕が極端に控えめに言っても「なんだかなー！ 甘すぎない？」でしかありません。もう少し経てばもっと真相に近いものが報道されることになるでしょうが、その時にどんな事実が出てくるのでしょう。
【ところで、タイの人たちは】
タイの洪水被害が続いています。ニュースでは日本企業の工場が水浸しになったり、バンコク全域が被害が広がり、市民は続々と避難しているようです。
なんとも、悲惨な状況になっているなと思うのですが、それと同時にあんなに被害があるのにバンコクの人たちが平然と受け入れているように見えることが不思議です。誰一人として泣いていないし、苦しそうでもありません。むしろ事態を粛々と受け入れ、諦めているかのようです。泣きそうなのをこらえていたのは首相だけのようです。
こんな国もあるんだ。さすが「微笑みの国」。これまで僕はタイの人たちに会うといつも穏やかで優しげなので素敵だなと思っていたのですが、今回の水害への対処を見ていて「やっぱりタイの人たちだ。でももう少し緊急事態を意識してもいいんじゃない？」なんて感じています。日本なら、とりあえず「頑張ってください」のひと声も掛けたくなるところですが、それも違うのかな、なんて迷ってしまいます。
といいながらもやっぱり、タイの皆さん、頑張ってください。
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