【もの覚え】
年齢のせいだとは思わないけれど、現実はそうか。ここ一週間はそんな悔しい思いを何度も味わっています。明後日の試験用に、どうしても暗記しか解決方法がない部分が難問として残ってしまいました。ほとんどはイメージすること、多くの事象の繋がりを整理すること、できるだけ大きな“くくり”で把握することなどで「一夜漬け」とはいえ、頭の中に叩き込んだ、つもりです。最後に残ったのが暗記もの。まさに「記憶力、判断力、整理能力など脳の機能と年齢の関係」そのまま。そんな時ではないと分かってはいても、感心してしまいます。
【開き直り】
試験結果が仕事や生活に直結するわけではないけれど、それでも、せっかくの受験だからなんとか好結果を出したい。そんな意識だって人一倍あります。なにより、ここまでのめり込んできたのに「ハイだめでした」では悔しすぎるじゃないですか。
若い人たちとは違い、記憶に頼ることはできないかもしれないけれど、読解力、判断力、想像力……。何もかもこちらに歩があると開き直って、堂々と試験に臨む。ことここに及んでは、それしかないな、とも思い始めています。
そろそろ、数十年ぶりの受験生は、もう一度ノートに戻ります。そしてぐっすり寝ます。
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