∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

長い一日

【資格試験+パーティ】


 午前中は思った以上に穏やかに過ごしました。いつも通りの日曜日です。
 そして午後になり、とうとう資格試験に臨むことに。
 試験会場に着いた後、受験票、身分証明、シャープペン、消しゴムだけを机の上に置いて、深呼吸。さすが若い人が多いなとか、想像以上に寒いなとか、みんな最後のチェックしてるな、などと試験会場でないと分からない雰囲気を味わっているうちに試験開始。
 そこからは時間の経過もチェックしないほど集中。「あと10分です」の声が掛かるまでの早いこと、早いこと。自分なりに2回見直したし、ある程度は答えられたはずと確信したところで、気力切れ状態。なんだか、試験会場を見渡して終わりの声を待ってしまいました。
 終了までの数分間は、会場内で年明けの結果発表を待つ間に実践演習を積み重ねて、今の「ガッコ頭」状態から抜け出す準備をしようなどと殊勝なことまで考えていました。


 ということで、試験終了。急いで帰宅して今度は、お手伝い役を仰せつかった、今年最初の亡年パーティへ向かいます。今度はスーツに着替え、名刺を持ち、遅刻必死の状況の中で出発。
 到着すると、案の定、開場した後で、続々と出席者の皆さんが到着されています。大急ぎでスタッフの仲間入りをして、さて何からお手伝いをと探してはみたものの、すでにスタッフの役割分担も済み、それぞれに忙しくお相手をしています。つまり、手持無沙汰。成り行きを確かめている間に何人もの旧知の方とお会いすることになり、話し込んでばかり。これではスタッフじゃなく出席者です。
 お役目を果たせない後ろめたさと、久しぶりの再会で盛り上がる楽しさと。なんだか妙な立場だなと思いつつも「これもまたよし」とすっかり楽しんでしまいました。
 パーティが終了して、主催者の方から「今日は試験だったからいいけれど、これで落ちていたら蹴飛ばすよ」などと冷やかされながらも、満足感の高い時間を過ごすことが出来ました。


 と、まったく趣旨の違うふたつのスケジュールをこなしてしまった今日。近頃の僕にとっては、さすがに「長い一日」でした。
 今、心地よい疲労感と旧知の方たちと再会した高揚感。そして試験結果への不安。いろいろな感情が入り混じった夜を過ごしています。同時に「いつもこれくらいでないと」という、ある意味、決意じみた思いまで浮かんでいます。
 きっと今日は熟睡できるはず。なにしろさっきから眠くて眠くて。なんだか頭がクラクラしています。
 ということなので、これでお休みなさい。


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