【寒さが優しい】
昨日の夜から「寒さが丸い」というか「優しい」というか。少し寒さが和らいでいるようです。歩いていても身体が固まりそうになることもないし、少し歩き続けると汗ばんできそうな気配。いい。とてもいい。寒さにめっぽう弱い僕としてはホッと一息「寒さの神様、このあたりで勘弁してください」とお願いしてしまいそうです。しかも明日からは雨とのこと。「水と木の国、日本」なんだから乾燥もほどほどが一番。いつもならうんざりする雨も「雨でしっぽり」になるといいな、などと期待しています。
【ギリシャ危機】
ＥＵの支援でギリシャの経済危機が当面回避されたというニュースが新聞のトップニュースになっています。しかし、これで安心というわけではないはず。ギリシャ国内ではこれまで以上の危機回避策が必要になると思っています。どう考えても「支援は無償ではない」のですから自らがより一層の節制をして当たり前なのですから。
今回はＥＵが監視をするとのことですが、あの「プライドが高く、おおらか過ぎる」ギリシャの人々に真意が伝わるのでしょうか。反発ばかりが噴出しそうな気配もするのですが。
しかも、ポルトガルやスペイン、イタリアといった危機寸前の国はまだそのまま残っています。つまり地中海沿岸は経済爆弾を抱えたまま。どこかで小さな歯車が外れた途端にドミノのように経済危機が襲うという状況は変わっていないのです。ギリシャに集中しすぎて、ふと気がつくとあっちでもこっちでもと言う状況になりかねないのではないでしょうか。
一年前の２月22日、ニュージーランドのクライストチャーチで地震が発生。多くの日本人留学生も被害に遭いました。どうやら留学していた学校ビルに構造的欠陥があったとのこと。何とも無念です。
この地震から20日ほどして日本では東北大地震が起こり、すっかり影が薄くなってしまいましたが、こちらも忘れてはならない震災。単純に規模が小さいということで記憶の片隅においやってはいけない震災だと感じています。
特に構造的欠陥という点には注目していきたいものです。おそらく日本でも大地震が起これば必ずこの問題は出てくるのですから。
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