【風呂が直る悲喜こもごも】
先週の土曜日の朝を最後に我が家の風呂は壊れました。
そりゃ大変だ、というのが普通の反応でしょう。これが真冬だと呆然としたり、ぶつける相手のいない怒りを覚えたりして当然だと思います。
が、今回の僕自身の反応はちょっと違い「よし、これで銭湯巡りができる」でした。
それでも修理はできるだけ早くと思い、業者の方と調整し、その結果、今日の午後には直してもらえることになりました。となると普通なら「良かったね」のひと言で済むところですが、なにしろ銭湯行きが楽しくてしようがなくなっている僕でも「やっぱりウチで入らないとまずいよな」と思うようになり、ちょっと気落ちしそう。少なくとも日曜の夜くらいは行くかな、などと思っています。
昔、銭湯は身体を洗ったり温めたりする「衛生施設」でした。しかし今ではそれだけではなく「リラックススペース」だったり、「趣味の施設」だったりするようになりました。
あの広さ、マイナスイオンの多さ。ジャグジー風、電気風呂、入浴剤入り、座風呂、立ち風呂……。どう考えても自宅の小さな風呂場とはまったく別物の世界感が銭湯には備わっているように思えます。
さて、銭湯は日曜夜のお楽しみと割り切って業者さんが来る時をまちましょう。
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