∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

コーヒーと一緒に今の国政について語り合った午後

【政治離れ】


 数人の友人と今回の消費増税社会保障問題、小沢氏とそのグループの去就について雑談しました。もちろんシビアな話ではなく、ゆるーい話です。ざっくりとまとめてみても“ゆるさ”に呆れるほどです。


 消費税が上がるのは困る、いや、社会保障費がどんどん増えることを考えると止むを得ない。財布との相談はとりあえず8%になってからにしよう。それにしても今以上に節約するのは苦しいぞ。
 僕らもそのうち介護や年金、医療費で税金のお世話になる日が来るのだろうから、今から自分で準備しておかないとな。いや、社会保障費は今まで以上に“シブく”なるさ。結局、弱者は我慢しろってことになるだろう。
 小沢一郎? 政治は政治で勝手にやってればいいんじゃないの? 民主党を離党するとかしないとか、あまり関心はないな。居てもいなくても上がるものは上がるし、無くなるものは無くなるさ。第一、日本の政治家が国政に真摯な取り組みをしているとは思えないな、自分の地位が重要なだけでしょう。


 なんとも締まらないというか、視点がぼけているような、そうでもないような曖昧な話になってしまいました。ただ、自分の生活に直結した消費増税だけは「困ったけれど頑張らねば」ということで全員の考え方がまとまりました。
 なにより政治に対しての意識の低さには言った本人でさえ呆れるほど。いくらニュースで大きく取り上げられても、さほど意識しないという友人がほとんど。政治には素人だけど、やはりそれなりに関心を持ちたいな、などと考えている僕は完全に少数派です。
 日本の政治に対する意識って、こんなものなんだな、と改めて感じてしまいました。同時にこれでいいのかな、もっと政治に注目して監視をしていかないといけないのではとも感じてしまったわけです。いくらこれまで「国民はとやかく言うな、我々が決めてやるから」式の政治に浸りきって来たからといって、ここまで政治に対しての「マインドコントロール」されることもないと思うわけです。
 だからこそシナリオ通りに事が進んだ消費増税に関しても本当の意味での「危機感」がないのかな、などとも考えてしまいました。


 ということで、小沢氏が離党しようがしまいが大きな影響はないと全員が踏んでしまったことが判明しました。この状態、政治が動かないのも判るような気がします。
 たったひとりの傍観者になってしまいましたが、僕だけでも今日の小沢氏の決断に注目したいと思います。ひょっとすると今日の発言がこの政治家の生きざまが垣間見えるかもしれないですから。


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