∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

ヒッグス粒子って何?

【だから、どうなの】


 今朝の新聞、テレビで大きく取り扱われている言葉「ヒッグス粒子」。──英国の物理学者ヒッグス氏が仮定した粒子で、物質に質量を与える粒子で神の粒子とも言われ、宇宙の成り立ちを考える時にあってしかるべきものだがこれまで見つかっていなかった。今回、欧米や日本の物理学者のスペシャルチームがこの粒子が99.9998%の確率で存在することを確認、スイスのCERNで発表、物理学上の大発見である。


 こんなまとめ方でいいのでしょうか。正直なところ、ここまで「それって何? だからどうなの」と思った言葉も珍しいです。ノーベル賞ものの発見ということのようですが、僕には「どこが凄いの? 何に応用できるの」という言葉しか出てきません。新聞やテレビのニュースをじっくり読んだり見たりすれば、ある程度の輪郭程度は判ると思っていたのですが、ここまで判らないとは……。
 物理学の先端研究に携わる研究者がなぜあんなに大喜びしているのか、それさえも理解できません。参りました。何かの技術に応用されるようになってから、また教えてください。
 ここまで何もかもが判らないと情けないとも思えません。自分が無知だとも思えません。それよりも物理学者の皆さんの頭脳構造がどうなっているのか、そちらのほうが気になるくらいです。


 ところで、昨年の原発事故発生以来、盛んにツイートされ、ツイートのしすぎで家庭の不和まで引き起こしてしまったと書かれていた東大の物理学者ryugo hayanoさんとこの発見とはどのような関係にあるのでしょう。氏の放射能解説である程度の理論武装と安心感を得たと感じている僕としては、ちょっと気になるところです。氏のツイートを見るとこの研究に直接係わっていらっしゃらないようですが、繋がりは物理学ということだけなのでしょうか。どうもそうではないような気がします。


[616/1000]