【国会事故調】
朝のニュースで『東京電力福島原子力発電所事故調査委員会による事故調（641ページ）』が政府に提出されたことを知りました。
ニュースで「読みやすい文章なのでぜひ読んでください。ダウンロードもできます」というコメントがあったため、さっそくダイジェスト版をダウンロード。じっくり時間を掛けて読むことを覚悟の上で読み始めたのですが……。
「福島原子力発電所事故は終わっていない。」という文言からはじまり、40行程度読み進むと「この事故が人災であることは明らか」とも書かれているこのレポート、『はじめに』を読むだけでも、どうも事故そのものに留まらず、政治・経済・教育・雇用など日本が抱えている根本的な問題や思い込みまで掘り下げたもののようです。
これだけでも先が楽しみ。どこまで掘り下げて解明しているのか、ここまでの１年半心の中でモヤモヤしていたものが少しは腹に収まってくれるのか、あるいは失望させられるところはないのかなど腰を据えて読めそうです。
と、思いつつツイッターを開くとジャーナリストの鳥越俊太郎氏のツイートが目に入りました。氏のツイートによると、今回の事故調の黒川委員長のバックグラウンドについて『毎日新聞によると、安倍・福田内閣で内閣特別顧問に起用されている。今回は民主党政権と距離を置く有識者として、野党が主導して国会事故調の委員長に一本釣りの形で就任した。』と書かれています。
こうなると事故そのものの調査だけでなく、委員会のことを「誰が、いつ、どうやって」叩くかにも興味津々です。おそらく、またうんざりするのでしょうが。
さて、どうなるか。今度の休日はコイツに掛かりきりになりそうです。
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