∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

どこでもドアが欲しい

【どこでもドア】


 昨日、川崎市で『ドラえもんの生誕前100年祭』が行われました。川崎市に住んでいるわけでもなく、どらえもんの単行本を全冊読んだわけでもなく、昔、テレビ番組でよく見ていたというだけの僕ですが、それでも「川崎市、やるじゃん」と快哉を送りたい気分です。街おこしの一環といえばそれまでですが、このホンワカ感には捨てがたい魅力があると思いませんか。
 ところで、ドラえもんには伸太君宅からいなくなったという最終回伝説が存在しますが、その詳細はともかくとして、伸太君と一緒に暮さなくなって住処がないのなら僕の自宅に来てくれないかと、まるで子供のように思ってしまいました。
 来ていただけないのなら“どこでもドア”だけでもいいのでプレゼントしてくれないものかと考えています。できることなら真剣な話し合いの場が持てればいいのですが。


 それにしても『ドラえもん』には大人ののんきな夢が詰まっていると思いませんか。僕は大人の夢を子供の世界に置き換えて、なんでも実現させてしまうというのがドラえもんの魅力だと思っています。ストーリーに合わせて次から次へと出てくる“ドラグッズ”は、どれもこれも大人が欲しいと思うものばかり。ひょっとすると原作の藤子・F・不二雄の夢そのものではないのでしょうか。


 いや、そんなことは学究の徒に任せるとして、とりあえず、どこでもドア、よろしくお願いしたいのですが、いかがなものでしょう。取りに来いとおっしゃるのならいただきにまいりますが。その場合、あまり欲しいと思わない「生誕前住民票」も一緒にいただいて帰ります。


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