∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

政治よ、動け

【大統領選と衆議院解散】


 半年間に渡って繰り広げられてきたアメリカ大統領選が目前に迫ってきました。一国のリーダーを決める選挙でこれほど世界的に報道されるものはないと言われて半世紀以上。アメリカの影響力の強さをまざまざと見せつけられる“イベント”です。


 そんな大統領選を横目で見ながら、日本の政治を眺めて見ると……。いったい、どうなるのでしょう。日本維新の会をはじめとして石原新党の旗揚げも間近。野田首相の「近いうちに解散」宣言がいつ実行されるのか、見守るしかないのでしょうか。なんとももどかしく、空しい時間が過ぎていくばかり。どう好意的に見ても政治家の個人的利益のために国政が利用されているとしか思えません。
 報道機関が衆議院選挙を目前に控えた体制になり、政権や政局に関するアンケート調査を活発に行うようになりました。つまり、誰もが政治の転換期が来たことを実感し、ここまでの“清算”を行う準備をするようになった事実の反映でしょう。
 国政が遠くに離れてしまった今、それでも国政参加を望む市民の声を当事者の政治家たちがどう感じているのか知りたいところです。「国民より政党、政党より自分」という政治家の本心が見え隠れするなか、本来はどうあるべきかを判断する時が近づいてきました。


 こんな今、アメリカ大統領選のように候補者の“人となりと実力と方向性”が洗いざらい公表される体制の良さを感じているのは僕だけではないと思うのですが……。
 閉塞感ばかりが目立ち、身動きが取れなくなった国政が動き始める日がいつになるのか、その日が来るまでに自分なりに立ち位置を決めておく時期が来たようです。


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