【また一党？】
今朝のニュースを見ていたら、滋賀県知事が“卒原発”を旗印にした新党を立ち上げるとのこと。ハッキリ言わせてもらうなら、「またですか。そろそろ終わりにしませんか。それにしても、根なし草状態の国会議員って一体何人いるんですか」と言いたいくらいです。
今度の“新党”の場合、さすがに現職の国会議員５名という政党要件を満たしていないようで、結党即合流という流れを目論んでいる様子。「それなら、どこかの党に入党すればいいんじゃないの」と考えてしまった僕の考え方が間違っているのでしょうか。比例区狙いということを聞くと余計に「就職活動ですか」と言いたくなります。
正直なところ「新党を結成するのも、脱原発や社会保障やＴＰＰを旗印にするのも、もう結構です」と言わせてください。どんな方向性を秘めた党なのか。脱原発といってもどのようなスタンスで実現させるのか。具体的な構想を展開するわけでもないのに、ただ党を作るぞとか脱原発だとかＴＰＰには反対だ、と言われても……。もう公示まで少しの時間的余裕しかない時期だというのに、いまだにお題目だけで広く有権者にアピールしようとしても「時すでに遅し」ではないでしょうか。
そろそろ結党ブームも終わり、しっかりした政策を聞かせてもらえる時期だと思っていたのですが、まだ早かったようです。僕の熱しやすく冷めやすい性格からすると「熱が冷めちゃう」のではないかと我ながら心配になっています。このままでは「ニュースのネタ」にしかならないのではないでしょうか。
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