【春を告げる松明】
まだ春を実感出来そうにない毎日が続いていますが、奈良・東大寺二月堂では３月１日から修二会（しゅにえ）が始まりました。
この行事の最後には大松明に導かれた連行衆が境内の『若狭井』から香水をくみ取る『お水取り』と、大松明が火の粉を振りまきながら内陣を駆け抜ける『達陀（だったん）』と呼ばれる行事が行われます。
境内に集まった人々に松明の火の粉が降り注ぎ、災いを清めてくれると言われているこの行事が終わると春がやって来るとも言われています。
厳密に言うと、奈良に春が訪れるわけだから東京ではまだ少し時間が掛かるはずなのに、それでも僕にとっては「お水取り＝春到来」。
僕は、毎年ニュースでこの行事が報じられる度に「オッ、春が来るぞ！」と思ってしまいます。達陀まであと10日。今から待ち遠しく楽しみにしています。
ということで、その日が来るのを楽しみにしながら、今週もドタバタの中に飛び込んでいきます。どんな素敵な出会いや出来事があるか期待しながら、出掛けます。
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