∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

あのカギを、探せ

【年相応】


 結論からお伝えすると、カギ、いや、カギ束は無事に見つかりました。


 昨日の早朝、自覚のドアを開けようとしてカギが無いことを発見、数時間後、スペアキーを手に入れてようやく「家なき子」状態から抜け出したことは昨日のブログ通りです。
 その後、ベッドに倒れ込み、グッスリと眠り、落ち着いたところで昨日の行動を思い起こし……、「アッ、あそこだ」と気が付き、さっそく連絡を取って……。そそくさと用を済ませて、取りに行きました。


 少し急いでいたのは確かですが、出先の事務所のテーブルの上についうっかり置いて、そのままにしてしまったことが今回の「鍵束紛失事件」の顛末です。
 カギが手元に戻って来たことはなによりでしたが、同時に「ついうっかり」でよかったとも思っています。なにしろ「どこに置いたかを思い出した」のですから。
 これが「どこに置いたか判らない」とか「失くしたことも判然としない」なんてことになったら大変。前者なら“年相応”という言葉で済ますこともできますが、後者ならちょっと問題。病院に行くか、地域包括支援センターで専門の医師や介護施設を紹介してもらうことになっていました。
 大袈裟なようですが、今のところ「異常なし」と自己判断していいと勝手に判断しています。
 しかし、僕も人間です。いつ自分の行動や置かれた立場が理解できなくなるかもしれません。いや、それくらいの用心というか、危機感は常に持っていたいのです。いざという時に人さまに自分では理解できない心配や迷惑を掛けたくありませんから。


 今回の“大事件”は認知症や、その一種であるアルツハイマー病の“傾向なし”を証明してくれたものと思うことにします。
 そうでないと、ただの「物忘れの始まったオヤジ」になりますから。


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