∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

参議院通常選挙比例区

【非拘束名簿制】


 参議院選挙投票日まであと5日。大手新聞各紙では「自民党の圧勝、ねじれ解消」という記事が大きく取り扱われています。選挙戦に入る前から「言いたいけれど言えない」状況を「ねじれ解消が焦点化」といったような書き方をしていたものが、状況分析の結果が出たのでしょう。各紙一斉に“答え”を出し始めたようです。


 ところで。実は僕、今回の選挙では比例区の「非拘束名簿制」というカウントシステムを活用しようと決めています。
 政党毎にあらかじめ名簿順位を決めておき、政党として獲得した得票数によって名簿順位の若いものから当選者が決まって行く衆議院の拘束名簿制と違い、参議院の非拘束制の場合は、政党別の得票数と候補者名の得票数を合算したうえで、候補者名の得票数順に順位を決めていきます。つまり、政党の思惑だけでは当選者が決まらないという方式を採用しているワケです。この方式だと、いわゆる「死に票」も減るということですが、それだけでなく、投票する側としては「当選してほしくない候補者を避ける」ことも理論上は可能になるわけです。
 正直に言います。今回の選挙には、どうしても落選してほしい候補がいるのです。しかし、今の状況を考えると、常識的にいってその候補は当選する確率が高いのです。しかも、その政党には期待したい。でも、あの候補者には落選してほしいと考えているのです。


 ということで、今回の比例区は候補者名を書くことにします。本質からはズレますが、シンプルに全国区と捉えておけばいいか、と割り切っています。政党名で投票する有権者のほうが圧倒的に多くて、僕のような投票行動を取る有権者は一部。非拘束性のメリットはそれほど発揮されないだろうと思いながらも、与えられた「一票の意思表示」を最大限に活用しようと考えています。


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