∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

消費税が上がる

【どうする3%分】


 昨日の夕方、安倍首相が来年4月に消費税を8%に引き上げるという声明を出しました。
 いくら法律で決まっていたことを承認しただけとはいえ、現実問題として消費税増税が目の前に突きつけられると「さて、どうしたものか」と考えてしまいます。
 増税と同時に企業減税、給与アップを要請、低所得層に対する現金支給など増税分を埋め合わせるために5兆円を準備すると明言しました。
 衝撃緩和策。つまりアメとムチです。
 僕は当初、今回の消費税増税を軸に置いたうえで税収を名目別にコントロールし「まずは経済状況の改善を図り、次に社会保障の目減りを最小限に留め、最後に個人の生活水準の上昇を目指す」という図式と理解すればいいと思っていました。しかし現実的には、企業の内部留保の拡大や多少の設備投資拡大程度で景気拡大策は腰折れしそうな気配もないとはいえないと思うようになっています。


 それはさておき。僕自身は……。
 今のところ、まだ実感がないため具体的にどうすればいいのか不明ですが、少なくとも現状に大きな変化がない限り、苦しくなるのは目に見えています。


 社員の給与水準を引き上げた企業には減税措置をとるとも明言されていましたが、業務委託や外注契約のギャランティという一般的な「支払い金額」が上がるわけもありません。もちろん、仕事自体が増えればいいのですが。しかし、アルバイトのような時給契約の金額が上がるなんて夢のまた夢。収入は増えないのに、形として残らない支出は増えることになるのは確実です。
 さて、どうしよう。答えはひとつしかありません。収入アップです。これしか増税による可処分所得の減少を防ぐ策はありません。


[1069]