∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

山手線、その弐

【訂正と複雑な気持ちと】

 今日もいつもどおりに山手線に乗りました。新型ではないいつもの車両です。席に座ることもできました。

 昨日乗った新型車両との違いを確認するために、社内をグルっと見渡していると……。なんと空気清浄機はこれまでも付いていたのです。一体何時頃から付いていたのか判りませんが、きっとかなり前から付いていたのでしょう。僕が知らなかっただけだと思います。

 ということで、変わった点は広告スペース、優先席周辺の床の色やデザイン。床やドアのデザイン。この辺りになるのかもしれません。単に利用しているだけで、鉄道そのものに興味があるテッチャンとは違い、シロウト目で変わった所というとこの辺りかな、と思うんです。アッ、そうでした。座席のクッション性は良くなっていました。新しいから「ヘタっていない」だけかもしれませんが。

 それにしても床やドアに施された大きなドットから小さなドットに変わっていくグラデーション柄は個人的に複雑な思いを抱いています。
 というのも、大から小に変わっていくグラデーションが印刷用の網点に見えてしかたがないのです。毎月の色校正で見ていた網点が大きくなってデザイン化されたものとしか見えないんです。ひょっとするとマンガの現場で働いている方にとっては網スクリーンに見えるかも。細かくいうとドアがキ版、床がスミ版です。つまり、僕にとっては以前はおなじみだったパターンがデザイン化されているわけです。きっと、より強い視覚効果を狙ってのことだと思いますが、こんな所でこのパターンに再会するなんて思ってもみませんでした。なんだかこそばゆいというか懐かしいというか。しばらくしてこのデザインと毎日のように出会うことになるかと思うと、複雑な気持ちです。

 ということで。明日が素晴らしい一日になりますように。おやすみなさい。

[1979]