∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

終わりが近づいて

【被害は最小に、ですか】

 自民党都連の幹部5人が退陣するというニュースが流れてきました。3日に新内閣が発足したあと、早速の発表です。
 ですが、「これで正常化に」と思っている都民は少ないでしょう。都連を退陣しただけで政治の世界から去られるるわけでもないし、これまで通り、「打ち合わせ」も出来るはず。特に、今回浮かび上がった都議会のブラックボックス問題が収まるわけではないと思っている方がほとんどだと思います。
 一部のタブロイド紙では東京地検がオリンピック関連の利権を調べるという見出しが踊っていますが、たとえタブロイド紙ならではの誇張を交えた予測だとしても「さもありなん」ではないでしょうか。

 選挙に負けたのだから責任は取る。浮かび上がった問題にも、公に表舞台から身を引き、地検にも少しだけ「おみやげ」を持っていってもらうことで決着をつける。被害は最小に抑えよう、ということでしょうか

 上手にコントロールすれば、これまで通りに「有効なアドバイス」ができるというものではありませんか。ひょっとすると、影響力は往時ほどではないにしても、一種の院制が敷けるようになるかもしれません。誰もが知っているけれど、その効果を考えれば無くすることはできない。そんな体制を築き上げた方にとってそのルートを構築できないワケがないと思うのですが、いかがでしょう。

 そろそろ、きっちり決めていただけませんか。時代の潮目を読み間違えてズルズルと時間を費やしていると、築き上げてきたものに泥を塗ることになりかねませんよ。来年の7月まで「余命は11カ月」なんてことはありませんよね。

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