∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

晩秋の夕暮れ時

【思わず物悲しくなる時間帯】

 夕方4時過ぎ。ちょっとした用を済まそうと外に出ました。曇っていたので余計にそうだったと思いますが、すでに薄暗くなり、夜の気配さえ感じるようになっていました。

 晩秋の夕暮れ時って物悲しい雰囲気が漂っていますねえ。

 夏の夕暮れ時なら暑さのピークが過ぎてちょっとホッとした気分になれたり、これから始まる夜を楽しみにしたりするのが当たり前なのに、晩秋の夕暮れ時は寂しさや物悲しさ、あるいは孤独感や不安感のような感情が次から次へと浮かんできます。
 オッサンの僕が「なんだか寂しい時間帯」と言うと「お前、気は確かか」と言われそうですが、印象は印象。素直に受け取っていただければと思います。
 実は、本当に寂しくなってしまったんです。毎日毎日、試験勉強に時間を費やすばかりで仕事は延び延び、プライベートは最低限という生活をしていると、さすがの僕も人恋しくなってしまったんです。

 そそくさと用を終わらせて帰宅し、蛍光灯という人工の光の下で夜を迎えました。これなら物悲しさとは無縁。なんとか平常心をキープしました。……大丈夫かな、オレ?

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