【結局、行ってしまいました】
今年はこれまで数年間守り耐えてきた「守りの姿勢」から「攻めの姿勢」に本格的に変えていこうとしています。その一環として、習慣化していたことも意図的に変えていこうと決めているのですが……。
今年も同じ所で過ごしてしまいました。一月二日の午後は東京国立博物館で過ごすというのが定例化してはや10数年。近頃は本館前で催される和太鼓や獅子舞、落語などで楽しませてもらっています。
入場した時間によって演目が変わるため、毎年何と出会えるかが楽しみなのですが、今年は獅子舞と恵比須様と大黒天様の舞に出会えました。ご披露していただいたのは東都葛西囃子中村社中の皆さん。神田明神のお囃子の元となった社中のお三方の舞を拝見できました。
獅子舞で厄を落とし、恵比須様の舞で最高の獲物を釣り上げ、大黒天様の舞で金運を一気に上昇させようというおめでたい組み合わせです。
おめでたい出し物を見た後は例年通りに常設展会場へ。ここ数年、入場者数が急激に増えたため、ゆっくり愛でることは叶いませんが、それでも新年に相応しい国宝や重要文化財を目にすることができました。ちなみに、広重が残した『名所江戸百景・日本橋雪晴』は見ていて「アア、今年も会えた」とホッとしてしまいました。
ということで、習慣を変えようという目論見は新年二日目にして早くも崩れてしまいましたが、これはこれとして「明日からは……」ということにしておきましょう。仕事面で攻めの姿勢になればいいですよね。
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