∞∞この続きはコーヒーと一緒に∞∞

その日その時、感じたことを感じたままに。まるで誰かと語り合うコーヒーブレイクのように。

今日は暑かったなあ

クールビズって何だったの】

 まるで初夏のような一日でした。昨日とは大違いでした。

 ところで。「室温は28度に」という掛け声で始まったクールビズが根本から揺らぎ始めたというニュースが飛び込んできました。納得するやら、憤慨するやらで、今日の暑さがいっそう暑く感じてしまったのですが、皆さんはいかがでしょう。

 クールビズ導入当時に担当課長として関わっていた現在の盛山正仁法務副大臣が「この温度設定に科学的根拠がない。何となく28度という目安でスタートし、それが独り歩きしたのが正直なところだ」と発言したうえで、「28度は無理があるのではないか。実はかなり不快な温度。科学的に検討を加える」という言葉を付け加えたとか。

 この発言、どう捉えればいいのでしょう。典型的な役人仕事と捉えるか、ようやく訂正が入ったか、と捉えればいいのか。どちらにせよ、人騒がせも甚だしい奨励策のうえ、いまさらと呆れ返るしかないものと言わざるを得ないでしょう。
 自分で設定したことを副大臣になったから訂正しようとしているんだからいいだろうと開き直っているようなところまで見え隠れしています。

 と、ここまでは正論で。実は僕、クールビズだとか28度とかいうようなお題目に振り回されたことはなかったんです。ノーネクタイにジャケットという着こなしで涼しくなるとも思えないし、28度といっても湿度の関係で暑い時は暑いはず。単なるお題目だよと思っていました。当初は会社の総務部や店舗経営者がエアコンの電気代を減らすための目安に使うだけだろうと思っていたのが、いつの間にか「ねばならない基準」になってしまってウンザリしていました。

 28度という温度設定だって、どこで測ったものを基準にするのか曖昧でした。個人宅の場合はエアコンの温度設定を28度にするのがほとんどだったんではないでしょうか。その結果は空気が淀んでいる場所では30数度、冷気が直接当たる所では25度程度というようにマチマチだったのではないでしょうか。

 まあ、いいでしょう。この夏からは、冷えすぎず心地よい気温の中で過ごさせてもらいます。もちろん、着こなしもノーネクタイなんてだらしない格好はせず、タイドアップするか、それともポロシャツで過ごすか、状況を見極めながら選びます。

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